インバータ出力リアクトルの選択に関する考慮事項

一、入力、導出、直流リアクトルの選別（三相380 Vシリーズ）対照表：

二、出力リアクトルの採用

2.1出力リアクトルの効果

出力リアクトルはインバータの出力端と負荷（モータ）の間に接続され、交流リアクトルであり、インバータのIGBTスイッチ時に発生する瞬間高電圧を効果的に抑制し、この電圧がケーブル絶縁とモータに与える悪影響を低減し、長線分布容量の影響を賠償し、インバータからモータまでの導線間隔を向上させる。

インバータ導出はパルス幅変調の電圧波（PWM波）これは前後に沿って非常に急峻な一連のパルス波形であり、豊富な高調波が存在し、これらの高調波はモータと負荷の寿命（典型的にはモータの巻線抵抗ターン間過渡電圧dv/dtが高すぎてターン間貫通を招く）に有害であり、それは周囲の電気機器に影響する、負荷端の容量重量が大きいと、インバータのスイッチングデバイスに大きな衝撃電流が流れ、スイッチングデバイスが破壊されます。

インバータ出力dv/dtの外界への影響を軽減し、導出波形歪みを減少させ、環境保護レベルに達し、モータ巻線への電圧衝撃による絶縁破壊を減少させ、モータの昇温とノイズを減少させ、インバータ電力管にdv/dtと過大なパルス衝撃電流による電力管の破壊を回避し、及び負荷短絡によるインバータへの損傷を減少させるために、インバータ出力端に交流リアクトルを追加する必要がある。

同時にインバータとモータ間の距離を増やすためにケーブルを少し太くし、ケーブルの絶縁強度を高めるために、できるだけ非遮蔽ケーブルを選択します。

2.2出力リアクトルの装填を提案する場合

インバータがモータに導出するケーブル長が商品標準値を超える場合、出力リアクトルを加えてモータ長ケーブル運転中の結合容量の充放電映画の音を補償し、インバータの過流を防止する必要がある。

インバータ出力パルス電圧が長い電力線に基づいている場合、長線上の電波の反射積算により、長線（すなわちインバータ導出リード線）が臨界長を超えた後、直流母線（インバータ内直流母線）電圧の2倍に達する可能性がある。したがって、インバータ出力線の長さは限定され、このような制限を解消するためには、必ず導出側交流リアクトルを接続しなければならない。接続すると、モータなどの負荷に送られる波型が正弦波電圧波形に近づきます。

導出側交流リアクトルは抑制周波数が高い周波数範囲にあるため、フェライトコアを適用して消耗を減少させるが、体積が大きい。変圧器がインバータと負荷の間に挿入される使用条件の下で、変圧器入力巻線抵抗の漏れ抵抗と変圧器損失は変調波を大幅に弱め、導出側リアクトルの効果を果たしたので、負荷モータに導出される波型フィルタリングが滑らかであることに有利であり、この時通常導出側変圧器を持つことで導出側交流リアクトルを省くことができる。

モータ向けのケーブルが50メートルを超える顧客の出力には、AC出力リアクトルを追加する必要があります。

2.3出力リアクトルの選定

出力リアクトルには2つのタイプがある：1つは鉄心式リアクトルであり、インバータの搬送周波数が3 KHZ未満の場合に採用する、もう1つはフェライト式で、インバータの搬送周波数が3 KHZを超えて6 KHZ未満の場合に採用される。

一般的なリアクトルメーカーはリアクトルの電圧降下と定格電圧を提供し、そのインダクタンス量は計算式によって出ることができる（同入線リアクトルの計算方法）。出力リアクトルの定格電圧はモータ定格電流で非常に高い。電圧降下は定格相電圧の0.5～1.5%を超えないこと。一般的には2 ~ 5 Vをとる。次の表に、一般的に導出されるACリアクトルの仕様を示します。

2.4出力リアクトルの電線接続方法

導出側交流リアクトルのインダクタンス接合法には一定の注意があり、磁気コアに巻かれた導線の首尾の位置はインダクタンスが外部に送信する影響エネルギーの寸法レベルに関係している。巻線抵抗ヘッド1は内層にあり、尾2は表層にあるので、1接合周波数変換の出力2接合負荷モータが好ましく、そのように、インバータ導出端の強い影響は表層に遮蔽され、影響を低減して外へ送信する。

嘉興清水電子は2002年に設立され、変圧器とリアクトルを専門に生産している。長年の沈殿を経て、電磁誘導の分野で豊富な経験と先進的な技術を蓄積した。主な顧客は三菱電機、村田機械、神戸製鋼、日立（HITACHI）など。製品の特徴は：温度上昇が低く、効率が高く、騒音が低く、外観が美しい。顧客の要求に応じてカスタマイズすることができ、変圧器の容量範囲は100 VA-800 kVA、リアクトル定格電流範囲は5 A-1600 Aである。